Caledonian sleeperとはスコットランド~イングランド(ロンドン)間の寝台列車です。
長文になったので分けました。
カレドニアン・スリ―パ―②イギリスの鉄道ダメな子過ぎやろ(´;ω;`)寝台特急の旅
カレドニアン・スリーパー③乗車時のトラブル+朝食は頼まない方がいい
こちらのページではたんたんと設備の説明に努めますω
お値段など
カレドニアン・クラブという紳士クラブがあってそこから名付けられたそうです。
そして元のCaledoniaというのはローマ帝国時代のスコットランドの呼び名だそうな。
2世紀頃にカレドニーというケルト人系の有力部族がいたらしい。
sleeper=寝台車です。
私は前日に£110で買ったのですが、普段の運賃は£40のようですΣ(゚д゚lll)ガーン
イギリスの鉄道チケットは日本の鉄道の固定運賃と違って
航空券のような価格変動制で、事前に予約がない時期のチケットを買うと安いですし
直前に買うと跳ね上がります^^;
ラス1だったので価格沸騰してたようです💦
寝台列車を選んだ理由
行きしなのロンドン発エジンバラ着のVirgin Trains East Coastの揺れのひどさに辟易して、
帰りしは違うルートで帰ってみたかったんです。
空路は高いので予算の都合から却下、
長距離バスはMサイズキャリーが加算料金かかりそうだったのでパス。
なので!
寝台列車というチョイスにしてみたのです!!
日本で夜行列車乗ったことないのに我ながらチャレンジャーやわ💦
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エディンバラ発はアカン
いきなりですがEdinburgh発で利用するのは賢くありません。別ページにも書きました。
その理由は、ラウンジが21時までしかやってなくて23時の列車到着予定時刻までの2時間、身の振り方に困るからです。
駅にベンチはあるんですが落ち着かないですよ…
※逆方向のロンドン発エディンバラ着は快適に過ごせるはず
ロンドン発のユーストン駅はラウンジが23時まで営業していますから
ファーストラウンジでコーヒー飲んで充電しながら快適に待てます。
Caledonian Sleeperを利用するならぜひロンドン発のくだり線で❤
エジンバラ発が・・・ハズレくじだっただけさ(涙
室内設備
うんまぁ狭いです。
ベンチのような細いベッド×2と、人がやっと一人通れる通路のみの空間。
条件的には監獄なのに、寝台列車だー❤という高揚感が感じられるのはイギリス・マジックのおかげでしょうか。
コートかけに全身鏡
転落防止ベルトがかかってます。
施錠はできるけど鍵は無し。
部屋のロックはかかるんですけど、キーはないので
室内の2人共が外出する時が厄介です。
どっちか1人は部屋に残らなあかんってことやんね? 寝台列車だから寝とけ、ラウンジで夜更かしするなってことかな。。
それとも、スタンダード席(ツインルーム)だからなのかなー。
ファーストクラス(1人部屋)だと部屋の鍵もらえるのかなぁ。
この日はトラブル続きだったから、車掌が渡し忘れただけな気もするケド。。
折りたたみ洗面所
これぞ夜行列車!って感じで萌えポイントです❤
蓋を開けると~♪

公式HPより
蓋の下から洗面器が出てきたよ!

公式HPの画像なのでこの通りではありませんでしたが💦
実際の設備はこんな綺麗じゃなかったですけど💀、
カパって洗面器が出てきた時はときめきました✨
ベッドにはふとんもあるよ
ベッドスプリングの上に掛け布団がピーンと敷かれて…というよりは張られて(笑)いたのですが
ピッチリ過ぎて気づきませんでした。
ラップのようなベッドメイキングだな~さすが寝台列車、でも毛布欲しいよ~と寒さに震えつつコートを掛けて寝ました。
起きて下の段のを人みて、
えっフトン被ってる??ふとんは何処にあったの??エッもしかして私だけ支給されてないのかっっ💦と思ったら、
わたし、布団の上に寝てました。爆
どうりで布団がなかったワケで(笑)
間抜けでしたw
上段と下段どっちがトクか?電源
わたしは上段だったのですが、上のほうがいいかも~と思います。
電源と収納スペースの観点で。
↓天井に棚があるんですけど、その右端にUSB充電コンセントが1個だけあるんですよね。
70cmくらいある充電コードだったら上ベットから繋げます。
幸い、同室の女性が「USB端子持ってきてないから充電のために食堂車に行くわ」ということだったのでスムーズに私が独占できましたが
部屋に充電コンセントが1個しかないってなかなか酷な気がします。

Caledonian sleeper HPの画像
公式の画像綺麗すぎるんですけどww詐欺ww
部屋紹介の画像では右端に髭剃りプラグ専用コンセントがあるんですけど、その位置がUSB端子差し込み口になってましたね。
もしかして女性部屋は変えてあるのかな? 髭剃り使う人いないし。
壁にサイドテーブル。
でも、前の乗客が使った後掃除してくれてないからめっちゃ汚い↓テンションダダ下がりですお。
端がゴミカスだらけやねんけどww

端に前の乗客の食べカスが溜まっているのサイドテーブル
ベッドメイキング(だけ?)は完璧なのに。
パッと見見えるとこしか綺麗にしないのね…
食堂車
朝7時前で、とっくに乗客は皆起きてる時間なんですが誰も居ません。
みんな部屋にいるんだな。
ラウンジ車両が別にあったみたいなのですが、
14両ぐらいあるから移動に時間がかかりすぎるし探索は諦めました。

公式と比べて実際はいかに薄ヨゴレていることか。。。嘆きの壁
トイレは汚くはない
トイレはコンパートメント(各個室)内には無いです。
各車両の端にトイレがあるので外に出なければなりません。
足元にFLASHボタンがあり、踏んで水を流します。
トイレの洗面
トイレは臭くもなくていい感じ☆
モーニングティーorコーヒーは全員サービス
到着予定時刻30~50分前ぐらいに車掌が各コンパートメントをノックして起こしに来てくれます。
その時「Tea or Coffee?」って聞いていきます。
20分後ぐらい(到着まであまり時間がない💦)に紙コップが届きます。
が。
下のベッドでは「ただのお湯じゃない!」と同室の女性が苦笑していました。
お湯そのものが入った紙コップと、ティパックorインスタントコーヒーの粉が分かれて届いたんですよね。

いかにもコーヒー入ってそうなカップだもん…
蓋つきのコップで渡されるともう中身にはコーヒーか紅茶が入ってるんだと思うじゃないですか?
ティ―パック入れるくらいも自分でしろってかwという。
渡されてからお湯に浸すんだと、紅茶だと数分待たなきゃいけないわけで。
もう到着まで時間無いのに~><全然ゆっくり飲めなかったよ↓
それだったら朝起こして紅茶かコーヒーか聞く時にサーバーセットごと客室を廻って
お湯注いだカップ+その場でティーバックかコーヒースティックを選んで渡す、にしておいたら手間省けるのに。。。なんだか納得がいかないのでした。
朝食は事前予約注文です
webでチケット予約をする時に一緒に買いますよ!
朝食は取らない方が良かったです💀
早朝7時台の到着地ユーストン駅。激混みです。
感想(値段相応)
外国の列車に対する覚悟がまだまだ足りなかったデス。予定調和なんてあり得ないんです。
あと、寝台列車だからって高級なわけじゃないのね~(T▽T)ということを知れたのも勉強になりました。横になって運ばれるだけ。
日本のサザンクロスやクルーズトレイン・ななつ星in九州の様にラグジュアリーな「移動することを楽しむ」ではないですね。ただの輸送手段の一つでした。
お値段1万円台(片道で115£でした)普段£40なんですから豪華なわけありませんよね…お値段相応でした^^;


に続きます
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