jasperware(ジャスパー=碧玉、ウェア=陶磁器の意)は豊富なカラーがあります。
ウェッジウッドでは骨董品的なジャスパーウェアを見られて眼福~~❤❤
失敗作が見れるのが博物館の醍醐味?!
商品って合格点のしか販売されないですもんね、あたりまえだけど。
ジャスパーの焼成に失敗したらブツブツになるのか~と知れました。
成功品は右のつるっとしたカメオ風のジャスパーメダルです。
成功への道はひたすら実験
トライアルの数々。
日本で売られているジャスパーはほっとんどペールブルーかピンクで、たまにターコイズを見かけて、ネットでしかブラックは見ないですが、
ジャスパーってこんなに色は自由自在なんですね。
色とりどりなスプーンテラカワユスだが、洗うの大変そう・・と思ってしまう。飾り用だっつの(笑)
いつの時代も流行りは終わってみれば謎
ファッションは特に顕著ですが、「常識」も20年経てば結構変わりますよね。。
さて問題です、この小箱は一体なに入れでしょう?
答え
↓
↓
↓
!?
なんと、つけぼくろパウダー入れでしたー!!いや絶対おかしいやろーって思うけど、その時代はこれがイケてたんですよね…
天然痘のあばたは、つけぼくろで隠されたものでした。
つけぼくろは”beauty spot”と言われ、持ち運び容器は小さく、デコラティブ(装飾的)になりました。
ですって。
ええーっこんなにも素晴らしい細工が「ほくろ描きパウダー入れ」って職人技をブジョクしてるんでね??と思いますが、現代もそんなものなのかも??
にしても、つけぼくろがあばた隠しから始まったとはねぇ。
現代のニキビやシミやクマをコンシーラーで隠すのとは逆で面白いですね。
さらに描いちゃってるもん!!木は森に隠せで森作っちゃったみたいな。
これがジャスパーの本気だ?!
細かさにびっくり
販売されてる量産品のジャスパーのレリーフ(柄)って結構荒くて、「こんなものなのかな。立体だしこれくらいが限界なのかな」と思ってたのですが
とんでもない!!
本気出したらこんなに細かい立体模様も描けるのですね。
これ、拡大してますがイヤリングなんです。実物はモニターにうつってる画像よりさらに小さいんです。2センチぐらいの中にこんなにも細かい模様があるのですよ。ひえぇぇぇぇ
これも細かすぎて柄薄くね?ってぐらい。
立体感にびっくり
このカメオ風ジャスパー、ものすごい立体的じゃないですか??浮彫を越えてるような。
ここまで立ち上げても折れたりしないんだ・・。
テライケメンww
髪の毛の再現度パネェ。。。
量産型とは違うのだよ。
ミュージアムの外では超高級スペシャルバージョンのジャスパーも売っています。
そのお値段£4,000也。。。
約60万円!!キャー!!
イヤでも待てよ、茶器と思えば安いのか?←麻痺してきた
セットのお値段だし。
茶道のグッズってもっと高いものね。
庶民用量産型ジャスパーと違って超細かい!!
全面的に装飾が入ってる!!
省エネしてない!!笑
そ~か~、お金を積んだら積んだだけクオリティ高い品がゲットできるのだな。。当たり前か。庶民ゆえ、こういうスペシャルバージョンが存在してることすら知らなかったわ💦
髭男爵のルイ53世っぽい
「ルネッサ~ンス」とか言いそうwな腕の上げ具合である。
このジャスパーの像も超立体的。すごいクオリティや~~
いやぁ、、ウェッジウッドの本気陶器は庶民用とは全然違うのですねということが良く分かりました。
私が普段見ているのは普及型だからショボイのであって(ゲフンゲフン)、
本来のジャスパーの可能性というのはこんなにも細かく立体的な表現ができるのか…と。
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